玉川上水(1) |
玉川上水は私の少年期にはもはや膝下をちょろちょろと流れるくらいの水の量でしかありませんでした。1986年に東京都の清流復活事業により下水処理水を使用して水流が復活したようです。いつ頃か判りませんが鯉を放流したようで、かなりの大きさのものをそこかしこで見ることができます。流れは久我山の浅間橋あたりから神田川に放流され、その先は暗渠化されたところが多いです。代田橋から環七を越えて笹塚あたりで一部開渠となりますが、この流れは地下水を汲み上げて流しているようですね。
開削当時は羽村の取水堰から四谷大木戸まで40km以上を流れていた用水路ですが、いまや実際の流れは久我山まで。一度、久我山から羽村まで流れを上ってみたい気持ちがあります。たぶん30数kmでしょうし自転車で走ることが可能ですから早朝出発でしたら撮影がてらに進んだところで夕方までには羽村に着くかと。ただし自転車で行くと帰ってこなければいけないか・・・(笑)
Eos 5D MarkII + EF50mm・f1.2L