上野動物園 |
いま焼いているのは2008年に撮ったものがほとんどですが、その時点でコンタクトをとっていませんから、膨大なネガの中からスキャンした記憶で1コマ、1コマを選びます。ところが撮影しているシーンが雑多です。当時は気に入っていたシーンや撮り方もいまのプリント基準でははじかれてしまいます。とくに人物を絡ませた街角のシーンなどは悉くふるい落とされます。選択する視点がいまの基準ですからプリントに堪えうるコマが非常に少ない・・・(-_-;)
「どうしてこんなシーンばかり・・・」と思うこと頻りなのですが、そういう写真を撮ってきてしまったのですから仕方がありません。それでも何とか統一性を出せそうなコマを探して焼いているような次第です。
当時もデジタルで撮ってはいたのですが9割以上は銀塩での撮影でしたから、なんともコストのかかる撮影をしていたわけです。今後はデジタルで先ず撮って、その情景が銀塩でも撮影できそうだという場合に限ってしか銀塩では撮らないようになると思います。
よく休みの日は銀塩を持って散歩しながらゆっくりと楽しんで撮影・・・みたいな撮り方は私には無理みたいです。銀塩は一度フィルムボックスやフォルダに詰めると撮り切らないと現像できませんからね。いまPENTAX645、SQ-A、3.5Eには半分しか撮れていない120が詰まっています。SWH15mmを装着したBESSA-Rは36枚撮りが詰められていますが10枚しか撮れていません。フィルムを詰めたのは1年以上前です・・・(-。-;)
Eos 5D MarkII + EF100-300mm・f4.5-5.6 USM
写真は3週間ほど前に出かけた上野動物園。井の頭でサルを狙って面白かったものですから、今度はニホンザル(井の頭はアカゲザル)と猛獣を! と意気込んで出かけました。しかしデジタルでまだよかった。こういう写真を銀塩で撮ったところでプリントはしないでしょうし、随分経った頃にネガを見ると間違いなくガクっとくるでしょうね・・・
こういう一見わけが判らない写真に見えるもののほうが私の場合ですとプリントする確率が高いです (; ̄ー ̄川