それでどうなのT-MAX400 NEWは?(1) |
新宿のヨドバシではもうすっかり切り替わりました。従来製品との併売はありません。
先日試してみた結果ですが、感度が上がったことを想定して現像レシピを変更しました。ところがやや濃いネガにあがりましたね。もう少し調整が必要みたいです。ほんの少しなのですが。
フィルム・ベースは従来どおりの厚さでしょうか。ハレーション防止層の塗布も同じです。
写りのほうですが少ないデータで乱暴に論じるのを許してもらうとすると、ややシャープになったように感じます。同じHFT Planarでのこれまでの写真と較べると少し異なるような。う~ん微妙なところなんですが・・・
絞り値はf5.6~8ですからいつもと同様。現像法も温度・時間以外はいつもの処理なのですが写真のようなトーンです。レタッチはいつもと同じで少しアンシャープ・マスクをかけているだけです。
階調はより細やかになったように思えるものもありますし、判断しかねるものもあるので、これはもう少し検証したいです。
粒状性はプリントしてみればより判りやすいでしょうから、時間をみて試そうかと思います。
まだ数本しか撮っていないので確定的なことは言えませんが、第一印象では従来品とは異なるように感じました。でもそれを検証してみようと400TMYの写真をひっくり返すと判らなくなったりします。同じシーンで撮り較べていませんからね。本当のところはどうなのでしょうか?
感覚的なものを優先するならば少し変化があるというところです。
これは直接フィルムを現像して、スキャンし、素のあがりから感じたことです。
いずれにしても異なるのであれば従来品と同じトーンにするための方法を考えないといけないですね。
具体的にはさらなる時間の延長とより低温にすること。後はいくつか考えがあります。
ぼちぼちと試してみてまた報告します。
Rolleiflex 2.8GX HFT-Planar 80mm・f2.8 400TMY-2