秋葉原~神田(2) |
実は神田川の橋から見た周囲の光景を橋ごとに撮り溜めしたいという壮大な思いつきがあるのですが、ほとんど進んでいません。日中ですと既にやっている方がいそうですから夜のシーンです。
橋の数はもの凄く多いですから相当なものが撮れそうなのですが、三脚必須なのが一向に進まない原因でしょうね。
この昌平橋はすぐそばにある湯島聖堂(昌平黌)から名づけられたものでしょうが、橋としては面白味があるものではないです。隣の聖橋(奥に見えます)がアーチ式の立派なものだけに余計にそのように感じます。
ところがここから聖橋方面への眺めは実に素晴らしく、しかも夕暮れですと光線が美しいことこのうえないです。
中央線と総武線が離れていくカーブにあたり、奥には丸の内線が見えます。たまたまこのときもすべての線を走る電車がおさめられたのですが(2枚目)、「鉄」ではありませんから絶好のタイミングではない(^^;)
右奥に写っている古い建物はずっとそのままですね。ビリヤードの淡路亭は皆さん記憶にあると思います。ビリヤード場だけでなく台やキューもつくられているようですね。
この一角は微妙なロケーションですね。開発しにくそうですし、成功すると化けそう。でもいまのままであり続けてくれたほうが嬉しいのですが。
ちなみに平野甲賀さんの装幀でおなじみの晶文社はこの付近にあります。同社の本はかなり読みました。植草甚一さんとかエンツェンスヴェルガーとかソンタグとか。津野海太郎さんというエディターがその筋では有名です。『マルクス兄妹のおかしな世界』なんてよく出してくれています。
Canon F-1 + NEW FD 50mm・f1.2 400TX