2009年 03月 13日
竪川二之橋 |
当地に越してきたときに一切の書籍を持ち込まなかったのですがさすがに読む本に困って買い求めたのが池波正太郎の『鬼平犯科帳』。2年前と1年前に読んで今回が3度目になります。舞台は主人公長谷川平蔵が火付盗賊改方長官であった1787年(天明7年)から1795年(寛政7年)までの江戸が中心です。小説では江戸城清水門外の役宅、目白台の私邸、それと平蔵が無頼の青年期を過ごした本所が核になる場所です。
本所はいまの墨田区本所ですが小説のイメージとしては横川と竪川の周辺地域と捉えてもよいでしょうか。
私はこの地域は弱いです。小説でも話が大川を越えるとどこからどこへ移動しているのかが現在のどこになるのかが判りません。少しこの周辺のイメージを豊かにしようと2日ほど歩いてみました。何となく「こうなのだ」と得られたイメージはあるのですが・・・。この地は関東大震災、東京大空襲で大被害に遭ったところですから相当な変遷もあるのでしょう。最初に歩いたのは3月10日でしたが門前にお熊婆さんの「笹や」があったとされる弥勒寺では東京大空襲慰霊法要が行われていました。
軍鶏鍋屋の五鉄があったとされる竪川二ツ目橋(二之橋)から西を眺める。上を走るのは首都高速7号小松川線。竪川は隅田川と旧中川を結ぶ運河です。地図で見ると横十間川との交点から東側は暗渠化されています。明確なコンセプトを持たない私などでは非常に撮りにくい一帯でした。
Eos 5D MarkII + EF50mm・f1.2L
北から少し角度を振って。猥雑というよりは混沌とした印象でしょうか。上を走る小松川線は高さはありますが運河としては現代風暗渠化のようにも見えます。
本所はいまの墨田区本所ですが小説のイメージとしては横川と竪川の周辺地域と捉えてもよいでしょうか。
私はこの地域は弱いです。小説でも話が大川を越えるとどこからどこへ移動しているのかが現在のどこになるのかが判りません。少しこの周辺のイメージを豊かにしようと2日ほど歩いてみました。何となく「こうなのだ」と得られたイメージはあるのですが・・・。この地は関東大震災、東京大空襲で大被害に遭ったところですから相当な変遷もあるのでしょう。最初に歩いたのは3月10日でしたが門前にお熊婆さんの「笹や」があったとされる弥勒寺では東京大空襲慰霊法要が行われていました。
軍鶏鍋屋の五鉄があったとされる竪川二ツ目橋(二之橋)から西を眺める。上を走るのは首都高速7号小松川線。竪川は隅田川と旧中川を結ぶ運河です。地図で見ると横十間川との交点から東側は暗渠化されています。明確なコンセプトを持たない私などでは非常に撮りにくい一帯でした。
Eos 5D MarkII + EF50mm・f1.2L
北から少し角度を振って。猥雑というよりは混沌とした印象でしょうか。上を走る小松川線は高さはありますが運河としては現代風暗渠化のようにも見えます。
by cucchi3141
| 2009-03-13 11:12
| Eos 5D MarkII