EF20-35mm・f3.5-4.5 USM

所有していることは認識していたのですが、いつ入手したかの記憶がまったくなく・・・(-_-;)

少し前にカタログ落ちしていますが1993年発売ですから15年ほど販売されていたことになります。20mmからの広角ズームなので歪曲が酷いだろうと決めつけていました。昨日、MK2に初めて装着して撮影。DPPですとレンズ収差補正が可能ですので試してみました。

フィルター径77mmなので大きいレンズには違いないのですが、フードなしですと似たような大きさでフィルター径72mmのEF50mm・f1.2Lよりも軽いので取り回しは楽です。f2.8より暗いレンズですとスクリーンを常時装着しているスーパープレシジョンマット(Eg-S)から標準プレシジョンマット(Eg-A)に戻すほうがよいのですが、屋外移動中ということもあり変更しませんでした。開放f1.2で見慣れたスクリーンからするとかなり暗めに感じます。

広角ですし開放では撮らないのでAFで割り切って撮影。合焦も遅くはないですし作動音も気にはなりません。私のような撮り方ですとファインダー内では歪曲が気になるのでアングルには注意を要します。

昨日は大手町～日比谷～有楽町～新橋～汐留と動いてなんと250枚も撮影(^^)　毎日1枚貼っても8カ月分の在庫ができたではないかというのは大間違いで(^^;)　同一シーンも多いですから使えるのは1/10というところでしょう。これだけ撮ることができたということで私にとってはストレスをあまり感じさせないレンズということが判りました。ただしDPPでの収差補正が前提です。銀塩もしくはJPEG撮って出しですと許容外ですね。樽型の歪曲に関してはDPPが強力に補正します。が、もちろん完全にではありませんが十分許容できるレヴェルです。周辺光量落ちに関しては残したいシーンと除去したいシーンに分かれます。

同じような距離のズームではAi AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm・f3.5-4.5D（IF）を持っていますが、逆光の描写は似たようなものです。手放しで賞賛はしませんがRAWで撮るならばそれなりに使えるという印象を持ちました。

Eos 5D MarkII + EF20-35mm・f3.5-4.5 USM
焦点距離26mm。

焦点距離23mm。

焦点距離20mm。