藤沢のグリーンハウス(1) |
この建物はチェコ出身の建築家、アントニン・レーモンドの設計で1932年藤沢ゴルフ場のクラブハウスとして竣工したものです。
この方はライトのお弟子さんでたくさんの建築物を残されていますが、山手のエリスマン邸もそうですね。
レーモンドにはモダニズム建築作品が多い中では、スパニッシュ様式を取り入れた少し異色の作品みたいです。
1943年に海軍に接収されゴルフ場は閉鎖。戦後はとして利用されていますが、保全管理はよくありません。ゴミや廃棄物がそこかしこに・・・まるで廃墟系を撮りに行ったみたいです(-_-;)
県内の邸園文化調査団などの団体がグリーンハウス保全再生プランを提案しているようですが、今後どうなるのでしょうか?
この日は3台で撮りましたが、先ずはマミヤCのDS105mmから。
久しぶりにこのレンズを使いましたが、コントラストが高いですね。
いまの私の表現だとちょっと辛いかもしれないです。先代の105mmの方がよいのかなあ・・・
C220+SEKOR DS105mm f3.5 100TMX