2007年 06月 25日
エンサイン・セルフィックス820 |
今日は所用がありまして珍しく教会を休みました。
用事が終わりましたのでこれから現像とスキャンをしなければ・・・
さて先日、久しぶりに69判の撮影をしました。
もともと中判は69判を随分と撮っていて、その大半はポジなのですが、まあ最近はまるで撮っていなかったわけです。
69判ですとベッサ2改ゴルツ・ダゴール機というとんでもないカメラを持っているのですが、後はベッサ2のカラー・ヘリアー機やカラー・スコパー機、ツァイスのスーパー・イコンタなどがメインでした。
エンサイン・セルフィックスにはロス・ロンドンのエクスプレスという銘玉が搭載されているモデルがあるのですが、なぜこれが銘玉と称されるのかが理解できませんでした。
その昔に同じエンサインの6×4.5判でエンサー搭載のものはポジで撮っていたのですが、これは非常に渋いながらも気品のある写りで、とても素晴らしい描写でしたね。
ところがベッサ2にシフトした頃にエンサインは入手したもので、満足に使わず、写りを検証することができませんでした。
実は今回撮ったのは同じエンサインでもレンズが異なりエンサー・アナスティッグマットです。ロス・エクスプレス搭載のものはアングル・ファインダーが壊れているためフレーミングは勘になります(-_-;) かつ前玉のコーティング劣化でフレアが凄いです。
1年ほど前に撮ってあまりのフレアの凄さに萎えました。
そんなときに健全な1台がトロイの遺跡のように発掘されたのでした(^^) ただしレンズはロス・エクスプレスではありません。
コンディションは悪くないです。レンズも健全ですし、シャッターも元気です。襷の開きがイマイチですが、ガチっと伸ばしてやって問題なし。
ボデイは非常に重たいです。鉄の塊のようですね。スーパー6と堅牢さはいい勝負です。
フィルムは120使用でマスクがありますので66判と69判が使用できます。今回は69判で撮影しました。
赤窓式ですね。裏蓋の窓からフィルム裏紙の番号をセットして撮影。1枚撮ればまた窓を見ながら次のコマまで送ります。
マスクはよくあるプレートの挟み込みではなくて、フィルム給装側と巻き取り側にパタン、パタンと畳める板が付いています。これを両方とも起こせば66判。畳めば69判の撮影になります。
以前、ロス・エクスプレスをしばらくぶりに使ったら片側が起きていて、69判ではなく6×7.5判で撮影したことが(-_-;)
とまあ問題はこれが目測機であるということですね。
つまり開いた状態での近接はよほどスキルに長けないと撮れません(-_-;)
これが使用を躊躇わせてきた原因です。
今回は新宿御苑に行く道すがらに1本だけ撮ってみました。
単独距離計を付けても開いた状態では自信がないですね。
ですから絞って遠景で勝負です(^^;)
たしか絞り値はf11~16。距離は∞か適当に合わせて撮影しました。
結果が以下の写真です。
う~ん、まだよく判りません(-_-;)
2枚目などを見ると非常に緻密に描写しているのですが・・・。1枚目でも暗部はけっこうと描写しています。と言ってもなぁ(-_-;)
フレアは出ますね。最後の写真で左端に出ています。
同じシーンをツァイスで撮ってみたら違いが判るのでしょうが。
最後の写真はこの間、他機種でも撮っていますから感じが判るかと思います。
モノクロですと特別素晴らしい感じはないですね。
やはり上位機種のロス・エクスプレスの方がいいかな?
ところが意外とカラーが素晴らしかったりするからスプリングは怖いのですが・・・
Ensign selfix 820 Ensar Anastigmat 105mm・f4.5 アクロス
用事が終わりましたのでこれから現像とスキャンをしなければ・・・
さて先日、久しぶりに69判の撮影をしました。
もともと中判は69判を随分と撮っていて、その大半はポジなのですが、まあ最近はまるで撮っていなかったわけです。
69判ですとベッサ2改ゴルツ・ダゴール機というとんでもないカメラを持っているのですが、後はベッサ2のカラー・ヘリアー機やカラー・スコパー機、ツァイスのスーパー・イコンタなどがメインでした。
エンサイン・セルフィックスにはロス・ロンドンのエクスプレスという銘玉が搭載されているモデルがあるのですが、なぜこれが銘玉と称されるのかが理解できませんでした。
その昔に同じエンサインの6×4.5判でエンサー搭載のものはポジで撮っていたのですが、これは非常に渋いながらも気品のある写りで、とても素晴らしい描写でしたね。
ところがベッサ2にシフトした頃にエンサインは入手したもので、満足に使わず、写りを検証することができませんでした。
実は今回撮ったのは同じエンサインでもレンズが異なりエンサー・アナスティッグマットです。ロス・エクスプレス搭載のものはアングル・ファインダーが壊れているためフレーミングは勘になります(-_-;) かつ前玉のコーティング劣化でフレアが凄いです。
1年ほど前に撮ってあまりのフレアの凄さに萎えました。
そんなときに健全な1台がトロイの遺跡のように発掘されたのでした(^^) ただしレンズはロス・エクスプレスではありません。
コンディションは悪くないです。レンズも健全ですし、シャッターも元気です。襷の開きがイマイチですが、ガチっと伸ばしてやって問題なし。
ボデイは非常に重たいです。鉄の塊のようですね。スーパー6と堅牢さはいい勝負です。
フィルムは120使用でマスクがありますので66判と69判が使用できます。今回は69判で撮影しました。
赤窓式ですね。裏蓋の窓からフィルム裏紙の番号をセットして撮影。1枚撮ればまた窓を見ながら次のコマまで送ります。
マスクはよくあるプレートの挟み込みではなくて、フィルム給装側と巻き取り側にパタン、パタンと畳める板が付いています。これを両方とも起こせば66判。畳めば69判の撮影になります。
以前、ロス・エクスプレスをしばらくぶりに使ったら片側が起きていて、69判ではなく6×7.5判で撮影したことが(-_-;)
とまあ問題はこれが目測機であるということですね。
つまり開いた状態での近接はよほどスキルに長けないと撮れません(-_-;)
これが使用を躊躇わせてきた原因です。
今回は新宿御苑に行く道すがらに1本だけ撮ってみました。
単独距離計を付けても開いた状態では自信がないですね。
ですから絞って遠景で勝負です(^^;)
たしか絞り値はf11~16。距離は∞か適当に合わせて撮影しました。
結果が以下の写真です。
う~ん、まだよく判りません(-_-;)
2枚目などを見ると非常に緻密に描写しているのですが・・・。1枚目でも暗部はけっこうと描写しています。と言ってもなぁ(-_-;)
フレアは出ますね。最後の写真で左端に出ています。
同じシーンをツァイスで撮ってみたら違いが判るのでしょうが。
最後の写真はこの間、他機種でも撮っていますから感じが判るかと思います。
モノクロですと特別素晴らしい感じはないですね。
やはり上位機種のロス・エクスプレスの方がいいかな?
ところが意外とカラーが素晴らしかったりするからスプリングは怖いのですが・・・
Ensign selfix 820 Ensar Anastigmat 105mm・f4.5 アクロス
by cucchi3141
| 2007-06-25 21:41
| Ensign selfix 820