Nikkor 85mm・f1.4 |
Ai-Sのf1.4の方はほとんどその存在を忘れていて、おそらく入手時に撮ったくらいです。引越のときにこれが出てきて少し驚いたのでした。
大口径のNikkorはAi-Sの180mm・f2.8や55mm・f1.2などが頭にあるだけで、まあこの間ほとんどNikkorでの撮影はD200にAFズームというスタイルに変わったこともあって、いまだに何があるのかはよく判っていません。
基本的にレンズはあまり手放さないようにしていて、かつNikkorの単焦点は1本も売却していませんのでかなりの本数があるのですが、50mm・f1.4などは世代の違いもあったり、なおかつボディに付いてきたりしますから何本かはダブっているはずです。
今回、単焦点の明るいレンズを使う気になってこれらが手元にあったのは幸いでした。昔と異なり暗いシーンを撮るようになりましたから、こうした明るいレンズの出番が増えそうです。
Nikkorはシャープな描写であると巷間評価されていますが、私の場合はフィルムや絞り値もあるのか、シャープさは感じられてもそれほど強いものではないように思います。
プラナーやズイコーf2.8ほどの甘いとろけるような感じまではいきませんがそこそこ柔らかくも写りますし、総じて自然な落ち着いた描写のような感じですね。ツァイスですとローライ3.5のプラナーに近いかもしれません。
カラーでの写りはモノクロ以上にフィルムの性格に影響されますが、今回のコダックなどは忠実な色再現とパッケージにはあるように派手ではなく地味でもなし。こうした色調がネガ・カラーの標準としてはふさわしい気もします。
ポートラを使いたい気持ちはあるのですが価格が高いのがネックですね(^^;) SG400-8は36枚撮り1本がたしか265円とかそんな感じです。例のDNPのCENCURIAに次ぐような価格でした。カラーはよく判らないですし、とりあえず問題がなければいいかなと・・・
Nikon F2 + Ai-S Nikkor 85mm・f1.4 SG400-8