Ai Nikkor 55mm・f1.2

これは数年前に入手したニッコールなんですが、どういう評価なのかはよく知りません。
たまたまこの頃は大口径レンズを集めていて、キヤノンの0.95とか手に入れてその延長だったと思います。
その頃は使い方が判っていませんでしたね。開いて撮ることはあまりしませんでしたから。
まあいまは判っているのかと言われると返答に窮しますが・・・

ざっと調べてみるとAiとAuto Nikkorだけしか拾えなかったので、Ai-S時代にはこの焦点距離でf1.2というのは古いタイプになっていたのかもしれません。OMでも初期に55mm・f1.2でその後に50mm・f1.4や50mm・f1.2に置き換わっているようです。
ちなみにAuto Nikkorの方は注意して見ていませんが、いまでも結構としているみたいです。

写りは下の写真のとおりです。P50とほぼ同じアングルのものを載せていますので、別ウィンドウにして較べてみると判りやすいかもしれません。
P50の方がコントラストが高いようですね。ピントがP50の方が甘いと思います。ニコンのファインダーの方が見やすいですね。
このときはP50と絞り値は同一。ですからf2～開放です。絞り羽根の形がボケでも特徴的で七角形になります。2・3枚目でそれが判ります。
最短は50cmでP50の45cmよりは少し長いです。
焦点距離としては私の場合、前回のZuiko 55mm・f1.2でもそうでしたが、50mmよりわずかに長いだけですがとても使いやすく感じます。

この距離ですとNikkorではAi 55mm・f3.5またはAi-S 55mm・f2.8という愛用者が多いマイクロのレンズがあります。58mm・f1.2という夜のレンズもありますがさすがに所有していません。

もう少しこのレンズの写真を続けます。

Nikon F2 + Ai Nikkor 55mm・f1.2 400TMY