雨が降り続いているので

これです。ニコです。こういう日は鬱なので不協和音がピッタリ。

私、こういうのもかなり聴きます。ほとんどジャンルは関係ないです。

これは彼女のソロ2作目。1968年発表。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに参加してウォーホールのバナナのジャケットで有名なアルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』の後ですね。アマゾンで試聴できます。
1stが『Chelsea Girl』でここではジャクソン・ブラウンの「These Days」を取りあげています。私はこの曲はこれで初めて知りました。ジャクソン・ブラウンの1stを入手するのはその後かなり経ってからです。このアルバムはフォーク基調でストリングスなどが入って結構とポップ（他にはボブ・ディランの「I'll Keep It With Mine」とか）。2ndがこの『The Marble Index』、3rdが『Desertshore』です。
この2ndのアナログ入手は困難でした。結局買えずに後年CDで入手。1stと3rdもそれなりに大変でしたがこちらは何とか入手できています。持っているのはここまでですね。その後のアルバムは聴いていません。

難解ですよ。1stが判りやすかったので余計にこちらのソリッドな性格が際立ちます。
アマゾンのカスタマーレビューは的確ですね。これである程度が判るかと思います。

彼女はモデル出身で『ELLE』や『Vogue』にかなり登場しています。F・フェリーニの『甘い生活』にも出演。1963年にはアラン・ドロンとの間の子を出産。1988年に自転車事故で死亡。まあファッション系から入ってアヴァンギャルド音楽へと至るみたいな軌跡です。

しかしこれを書きながら久しぶりに聴いているのですが、暗くなるなぁ (-_-;)
ルー・リードやジョン・ケイルが好きな人は問題ないでしょうが、私は聴きはしますが・・・ねぇ(^^;)　自分の演奏スタイルとはまるで違うから(^^)
ちなみに今回聴いて発見したのですが、かなりブリティッシュ・トラッドとの共通点がありますね。ジューン・テイバーの初期に雰囲気が似ています。精神性を求めるにはよい音楽。

ということで写真は善福寺川緑地公園。

Hasselblad 500C/M + Makro Planar 120mm・f4 100TMX