XenotarとPlanar(2) |
シーンを変えてこれがf8とf11で撮影したものです。
まずは3.5 Planarでf8。
次に3.5 Xenotarのf8。
3.5 Planarでf11。
3.5 Xenotarのf11。
現像条件は同じです。ネガを見る限りではどちらも階調が豊富なイメージです。ディスプレーでの印象は3.5Eのほうがややシャドウが気になりました。「落ちやすいのではないか」という印象がこのへんから来ているように思います。3.5Fはハイライト、シャドウとも不満はなくこれまでどおりの上がりです。
またシーンを変えて3.5 Planarでf8。
次に3.5 Xenotarのf8。
3.5 Planarでf11。
3.5 Xenotarのf11。
樹木の階調を見ると3.5Fのほうがわずかに暗くならず精細な印象がありました。ただしこの程度はプリントで十分調整可能でしょう。ストレートに焼けるかなという感触を得たのは3.5Fのほうですが、これもトーンの好みがありますからいくつもある答えの一つでしかないと思います。
どちらもf11まで絞れば周辺も締まっていますし奥まできちんと描写していると思います。
とりあえず限られたシーンでかつモノクロでの比較ですが、気にする、気になるような差異は見つけにくいですね。どちらも私が望むトーンをコンスタントに出してくれそうなレンズであることが判り安堵しています。カラーでの差異はまたあるのだと思いますがこれは機会があれば試すことにしましょう。